プチ日本一周　空の旅⑩

日本一周旅も最後です。あとは関東の自宅に帰るだけです。ですので、最後は「空の旅」になっています。

テーマと違いますが、ご勘弁を。

最寄り駅の真駒内駅に到着。

タイヤで走る地下鉄の終点と言ったらわかるでしょうか？道路に沿ってバス停がずーっと並んでいました。

札幌の中心をすり抜けて、東豊線の終点の栄町駅を出ました。歩いている横を空港シャトルバスが走っていきますが、気にしません。

歩いて空港に入る第2弾です。前回は千歳空港に行きました。

真っ直ぐ先に通信アンテナが見えます。ちょうど良い目印になりました。

通信アンテナは空港の端の施設で、ターミナルからは離れていました。空港施設の脇を歩いて、ターミナル入り口に到着。道中、自転車で中学生の集団に追い越されたり、買い物袋をぶら下げた女性とすれ違ったり、想像通りのローカル空港です。

普通にターミナルの反対側には一軒家が建っているのですから仕方ありません。

念を押されるように瑕疵を訴える職員を押しきって、昨日買ったジャンボメロンを手荷物に預けて、休憩スペースに行きます。

札幌の歴史を綴ったパネル展を見て、カウンター式の椅子に座ると、素晴らしき空港の眺めです。

ちょうど民間機発着の時間のようで、出入り激しく飛行機が行き来します。

丘珠空港はボーディングブリッジは無く、この休憩室から見える前方180°のエプロンとその後ろに滑走路が全てです。

搭乗開始です。

どうですか？この感じ。素晴らしい解放感。大空港では味わえない感じです。

静岡空港に向けて、暫く空の人になります。

1時間と少しで、太平洋が見えてきました。

快適な移動でしたが、着陸直前に横風が吹きゴーアラウンド。フルスロットルで再び空の人に。伊豆半島方面に向かっている間に離陸を先行させたため、20分ほどの駿河湾の遊覧飛行。

約15分程遅れて、静岡富士山空港に到着です。

広くて綺麗なターミナルはあらゆる所が富士山推し。駐車場の有料化工事が完成に近づいていて、敷地全体が綺麗でした。

これから関東に帰ります。

選択肢は、静岡行き、東海道線の金谷駅行き。無料の掛川駅行き。普通なら静岡駅に向かうのでしょうが、急ぐ旅でもないので、無料の掛川行きにお世話になることにしました。東名高速を走り、どんどん逆方向に向かっていきます。

駅のきっぷ売り場で「特急券は要らないのですか？」と聞かれました。船でも空の旅でもない、3時間半の電車の旅の始まりで、プチ日本一周は終了します。